2019年6月13日(木) 本日も順当に下げた これが本来の形か
こんにちは!ハマカナです。
本日も下げました。理由としては、香港株の下落により投資家心理が悪化したとのことです。香港株がなぜ下落したかというと、香港で拘束した容疑者を中国本土に引き渡せるようにする「逃亡犯条例」改正案に反対するデモ隊と警察が激しく衝突したことによって、経済活動が停滞するとの懸念により下げたとのことです。確かにテレビでも激しく衝突している姿が放送されて投資家心理としては悪化することは間違いないかと思いますが、果たして株価を動かすまでのことかは疑問に思います。それより貿易摩擦が背景にあり、その影響のほうが強いような気がします。
本日の注目株としては、危機感を共有するためボーナスの減少に踏み切った【トヨタ自動車】を取り上げてコメントをしたいと思います。
日経平均株価
1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】
値動きの分析
■前日のアメリカNYダウ30種:
26,004(前日比:-43.68(-0.170%))で下落
■本日の中国上海総合指数
2,910(前日比:+1.36(+0.04%))で上昇
■考察:
・総括
前場は下降トレンドを形成した。ただ後場では上昇するも勢いは停滞し、最終的には97円のマイナスで取引を終えた。
・下落した原因
香港株が下落したことを受けて、株安になったと考えます。
・つぶやき
本日も順当に下げました。先週から続いていた株高の流れはいったん途切れたので、おそらくまた下降トレンドに入るかと思っています。明日もし、本日の株安を受けて、買いが先行するとなると、もう少しだけ上昇のトレンドは続く可能性があります。明日も注目の相場となります。
注目株:モバイルファクトリー
1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】)
値動きの分析
■考察:
・総括
終始下降トレンドを形成し、14:30頃に反発上げるも勢い届かず、最終的には8円のマイナスで取り引きを終えた。
・下落した原因
昨日からの1,400円の節目の壁にぶつかり、株安になったと考えられます。
・つぶやき
1,400円の節目の壁にぶつかり、少し下降トレンドを形成することになっています。最後に株価を上げた勢いが明日の相場の上昇の兆しであれば、再度1,400円の壁に挑戦するような展開になるかと思います。明日も注目の相場かと思います。
本日の注目株:トヨタ自動車
1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】)
値動きの分析
■考察:
・総括
終始下降トレンドを形成し、最終的には92円のマイナスで取り引きを終えた。
・下落した原因
日経平均の下落及びボーナス減少の危機感によって、株安になったと考えます。
・つぶやき
管理職のボーナスを平均4~5%減(前年比)、管理職以外のボーナスを平均10%減(前年比)となるとのことです。ただし、前年冬のボーナスと比較すると増加はしているとのことなので、トヨタ社員にとってはそれほど反発するほどのことではないかと思います。(心情としてはよろしくないかと思いますが)トヨタ自動車といえば、19年3月の売上高は日本企業として初めて、【30兆円】の大台に乗りました。非常に足元の業績は堅調に推移しております。危機感をあおるのは良いかと思いますが、社員のモチベーションが下がっては業績に影響を与える可能性は否めないので、本当に危機感をあおるためなのか、それとも・・・。円高が進行し、業績に大きく影響を与えることを予想しているのではないでしょうか。それは危機感でなく、利益減に対する補填ではないでしょうか。
日経平均騰落寄与度ヒートマップ
日経平均騰落寄与度ヒートマップとは、日経平均株価を構成する225の銘柄の株価変動が、日経平均に対しての影響度を円換算したものです。例えば、日経平均が50円上昇したことに対し、食品関連銘柄が30円の寄与度であれば、日経平均が50円上昇した内の30円は食品関連銘柄によるものと考えることが可能ということです。
上記図は日本経済新聞の日経平均騰落寄与度ヒートマップの数値(URL:https://www.nikkei.com/markets/kabu/nidxprice/)を加工して作成
■通信、サービスは上げた。
■電気機器は大きく下げた。(昨日と同様)