2019年5月30日(木) 本日も米中摩擦長期化の懸念で株安
こんにちは!ハマカナです。
本日も、昨日と同様に米中摩擦が長期化するとの懸念で、米国の株価が大幅下落し、その影響を受けて日本株も株安になりました。ただこれも昨日と同様に、ETFの買い入れや個人の買いが入り、下げも薄まりました。
本日の注目株としては、日経平均との連動しやすい【花王】を取り上げてコメントをしたいと思います。
日経平均株価
1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】
値動きの分析
■前日のアメリカNYダウ30種:
25,126(先週比:-221.36(-0.87%))で下落
■本日の中国上海総合指数
2,905(前日比:-8.89(-0.30%))で下落
■考察:
・総括
取引開始直後に150円程下げすぐに上げて下げた。後場では上昇トレンドを形成し、最終的には60円のマイナスで取引を終えた。
・下落した原因
米中摩擦が長期化するとの思惑で米国株が大幅下落し、その影響を受けた日本株も株安になったと考えます。
・つぶやき
本日も、米中摩擦は長期化するとの見解で株価を下げました。確かにこのままいくと、日経平均株価は徐々に下がっていく一方かと思います。ただ予想では明日は2日間の下げによっていったん上げると予想しています。
注目株:モバイルファクトリー
1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】)
値動きの分析
■考察:
・総括
取引開始直後から下降トレンドになり、最終的には47円のマイナスで取り引きを終えた。
・下落した原因
1400円台の節目に戻らないとして、株安になったと考えられます。
・つぶやき
昨日と一昨日も予想しましたが、1400円台の節目には戻らないつもりなのでしょう。その証拠に最終的には1500円で株価は止まっています。
本日の注目株:花王
1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】)
値動きの分析
■考察:
・総括
取引開始直後は200円程下げたがその後上げて下げた。後場では上昇トレンドを形成し、最終的には152円のマイナスで取り引きを終えた。
・下落した原因
景気懸念によってディフェンシブ銘柄が売られ、株安になったと考えます。
・つぶやき
景気敏感株は売られるのはわかりますが、まさかディフェンシブ銘柄も売られるとは、株価下落の局面に入ったといえるかもしれません。ディフェンシブ銘柄も安泰ではないようです。ただ、花王は日経平均に非常に似たチャートを形成することが多いので、短期売買には向いているかもしれません。
日経平均騰落寄与度ヒートマップ
日経平均騰落寄与度ヒートマップとは、日経平均株価を構成する225の銘柄の株価変動が、日経平均に対しての影響度を円換算したものです。例えば、日経平均が50円上昇したことに対し、食品関連銘柄が30円の寄与度であれば、日経平均が50円上昇した内の30円は食品関連銘柄によるものと考えることが可能ということです。
上記図は日本経済新聞の日経平均騰落寄与度ヒートマップの数値(URL:https://www.nikkei.com/markets/kabu/nidxprice/)を加工して作成
■電気機器は大きく上げた。
■食品、化学、医薬品、小売業、サービスは下げた。
■ディフェンシブ銘柄がほとんど下がった印象です。