2019年5月9日(木) 大幅続落が続く 当然の結果か

 

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こんにちは!ハマカナです。

 本日も、米中摩擦の懸念で、一昨日や昨日に続き株価を大幅下落させたと考えます。中国の4月消費者物価指数も前月より0.2拡大し、前年同月比2.5%上昇となったことも、あまり材料視されず、ただ米中摩擦の話題で株価を押し下げました。明日10日に正式公表するとの事で、明日も波乱が続くかと考えます。

本日の注目株としては、このような世界景気に不安感がある中、株価を上げた【住友商事】を取り上げてコメントをしたいと思います。

 

日経平均株価

 1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】

  

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 値動きの分析 

■前日のアメリカNYダウ30種:

25,967(前日比;+2.24(+0.01%))で上昇

 

■本日の中国上海総合指数

2,850(前日比;-42.80(-1.47%))で下落

 

■考察:

・総括

前場取引開始直後から下降トレンドが続き、最終的には200円の大幅のマイナスで取引を終えた。

・下降した原因1

昨日に引き続き米中摩擦を懸念し、株安になったと考えます。

 ・つぶやき

本日も下げました。ただ、中国の消費者物価指数が良い値を示したのですが、やはり米中摩擦の懸念材料の方が強く、下降したと考えれるかもしれません。また昨日や一昨日は300円近く下落していましたが、本日は200円ということもあり、中国の指数が良いことで多少の回復はしていたのでしょうか。 

注目株:モバイルファクトリー

 1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】)

    

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 値動きの分析

 ■考察:

・総括

終始下降トレンドを形成し、最終的には59円の大幅マイナスで取り引きを終えた。

・下降した原因1

節目の1,400円に戻るように、株価を下げたと考えます。

・つぶやき

節目の下端付近に来ました。節目を意識するのであれば、明日はプラスで取り引きを終えるような流れとなります。

 

本日の注目株:住友商事

 1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】)

  

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 値動きの分析

 ■考察:

 ・総括

取引開始直後は停滞のトレンドとなった。その後決算発表直後急上昇トレンドを形成し、最終的には51円のプラスで取り引きを終えた。

・上昇した原因1

決算内容が良い値を示し、株高になったと考えます。

・つぶやき

 営業利益も上がり、今期予想も大幅に上がる予想をした為、大きく株価を上昇させることになったと考えます。またチャートとしても、売られすぎの状態が続いていたため、今回の決算発表と相まって、大きく株価を上げたのだと思います。

正直決算発表前の株は、個人的には危険だと思っています。なぜなら決算が良くても、それは事前に織り込み済みである為、特に株価に影響を与えなかったり、決算が悪くても、予想より悪くなかったということで、株価が大幅に上昇したりします。本音を言うと、そんな気持ちの問題は読むことはできない為、個人的には決算前はあまり手を出さないようにしています。 

日経平均騰落寄与度ヒートマップ

日経平均騰落寄与度ヒートマップとは、日経平均株価を構成する225の銘柄の株価変動が、日経平均に対しての影響度を円換算したものです。例えば、日経平均が50円上昇したことに対し、食品関連銘柄が30円の寄与度であれば、日経平均が50円上昇した内の30円は食品関連銘柄によるものと考えることが可能ということです。

  

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上記図は日本経済新聞日経平均騰落寄与度ヒートマップの数値(URL:https://www.nikkei.com/markets/kabu/nidxprice/)を加工して作成

■小売業、通信は上げた。(小売業は昨日と同じく、ファーストリテイリングのみの力でプラスとなっている)

■電気機器、機械、化学、自動車は大きく下げた。(昨日とほぼ同じ)