2019年5月8日(水) 株価大幅続落 悲観的な相場に
こんにちは!ハマカナです。
本日も、米中摩擦の懸念で、昨日に続き株価を大幅下落させたと考えます。株価的に非常に良くない展開です。トランプ大統領も株価を上げれば、自分の評価が上がるとの考えを貫いていましたが、ここにきて株価を下げるような行動をしました。それほど、中国に覇権を握らせるのは、驚異との判断なのでしょう。私も同意見です。
本日の注目株としては、このような世界景気に不安感がある中、株価を上げた【ファーストリテイリング】を取り上げてコメントをしたいと思います。
日経平均株価
1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】
値動きの分析
■前日のアメリカNYダウ30種:
25,965(前日比-473(-1.79%))で下落
■本日の中国上海総合指数
2,893(前日比-32.63(-1.11%))で下落
■考察:
・総括
前場取引開始直後には300円程下降した。その後も下降トレンドが続き、最終的には321円の大幅のマイナスで取引を終えた。
・下降した原因1
昨日に引き続き米中摩擦を懸念し、株安になったと考えます。
・つぶやき
本日も下げました。本日も下げることは必然だったと思います。このように米中摩擦の話題で持ち切りとなっている為、たとえ株価にとって好材料が表れたとしても、下降トレンドを継続することは変わりないくらい、大きい力が働いています。
今週の株価予想は、シナリオが崩壊した為、あまり意味をなさないかと思いますが、取り急ぎ明日中国貿易の発表がある為、下がることは確実かと思います。
注目株:モバイルファクトリー
1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】)
値動きの分析
■考察:
・総括
前場は上昇トレンドだったが、後場になり下降トレンドとなり、最終的には15円のマイナスで取り引きを終えた。
・下降した原因1
節目の1,400円に戻るように、株価を下げたと考えます。
・つぶやき
昨日と同様に一時は上昇をしましたが、最終的にはマイナスとなっています。やはり1,400円の節目が強く意識されているのが、見て取れるかと思います。
本日の注目株:ファーストリテイリング
1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】)
値動きの分析
■考察:
・総括
取引開始直後は1000円程下げたが、その後上昇トレンドを形成し、最終的には850円のプラスで取り引きを終えた。
・上昇した原因1
世界景気に不安感を覚えディフェンシブ株に注目が集まり、株高になったと考えます。。
・つぶやき
やはり昨日と同様に、ほとんどの銘柄が株安になる中、一際目立って株高になった銘柄です。今度のトレンドとしても、米中摩擦が収まらない限り、ディフェンシブ株の株高は強く表れると思います。
連想ゲームでファーストリテイリングにはたどり着きませんでしたが、このような全面株安の中、これだけの株高になったということは、投資先として【安心で世界景気にも左右されづらい】と判断されている銘柄なのでしょう。覚えておきたいと思います。
日経平均騰落寄与度ヒートマップ
日経平均騰落寄与度ヒートマップとは、日経平均株価を構成する225の銘柄の株価変動が、日経平均に対しての影響度を円換算したものです。例えば、日経平均が50円上昇したことに対し、食品関連銘柄が30円の寄与度であれば、日経平均が50円上昇した内の30円は食品関連銘柄によるものと考えることが可能ということです。
上記図は日本経済新聞の日経平均騰落寄与度ヒートマップの数値(URL:https://www.nikkei.com/markets/kabu/nidxprice/)を加工して作成
■小売業は上げた。(昨日は下げていた)
■電気機器、機械、化学は大きく下げた。(昨日とほぼ同じ)