2019年4月3日(水) 米中貿易が終焉か?日本の株価に影響大
こんにちは!ハマカナです。
本日は、米中閣僚級会議で最終合意に近いと伝わったことから、株式という運用リスクを取る動きが強まった。また前場に発表された中国の経済指標が、改善したことも良い材料として捉えられたかと考えます。
本日の注目株としては、ハイブリッド車などの電動化関連技術の特許を無償で提供すると発表した【トヨタ自動車】を取り上げてコメントをしたいと思います。
日経平均株価
1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】
値動きの分析
■前日のアメリカNYダウ30種:
26,179(前日比-79.29(-0.30%))で下落
■本日の中国上海総合指数
3,216(前日比+39.47(+1.24%))で上昇
■考察:
・総括
終始上昇トレンドを形成し、最終的に207円のプラスで取り引きを終えた。
・上昇した原因1
米中閣僚級会議において、合意に至ると伝わり、株価を大きく押し上げたと考えます。
・上昇した原因2
中国の経済指標であるPMIが54.4と高水準な値が記録され、株価を押し上げたと考えます。
・つぶやき
本日がこれほど上げるとは予想していなかったですが、冷静に考えれば上がるのはほぼ確実だったなと思います。
とはいえ、米中貿易の問題がもし良い方向で解決すれば、最近おびえていた大暴落は避けられそうです。また足元では中国のPMIもだいぶ伸びてきているので、だいぶ安心感があります。
ただ、予断はできない状況には変わりありません。リーマンショックから約10年です。周期的には株価の大きな変動がある時期となります。
注目株:モバイルファクトリー
1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】)
値動きの分析
■考察:
・総括
前場は上昇トレンドを形成したが、後場には下降トレンドとなった。最終的には6円のマイナスで取り引きを終えた。
・下降した原因1
翌日に上昇する為、ポジションを1,400円台の頭に戻すように下げたと考えます。
・つぶやき
前場は予想通り上昇で、よしよしと思っていましたが、まさか最終マイナスになるとは思いませんでした。明日も下がるようであれば、いよいよ1,400円台を割り、下降トレンドに入る可能性があります。明日は要注目となります。
本日の注目株:トヨタ自動車
1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】)
値動きの分析
■考察:
・総括
終始上昇トレンドを形成し、最終的に39円のプラスで取り引きを終えた。
・上昇した原因1
特許の公表ということで、期待感から株価を上げたと考えます。
・つぶやき
保有している特許を無償で提供とは、かなり思い切りましたね。自動車界のプラットフォーマーになるのでしょうか。
もし自動車業界にもプラットフォーマーという概念をトヨタが作りだしたら、本当に尊敬します。ここまで思い切ったことをしたことを称賛したいです。
材料屋から手数料をもらうのでしょうか。はたまた設計業務を牛耳るのでしょうか。トヨタの思惑があるはずです。タダより恐ろしいものはありません。こんな20兆越えの大企業が大盤振る舞いをするには、理由があります。
すばらしい施策だと私は思います。