2019年3月6日(水) 利益確定売りが先行 その理由とは?

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こんにちは!ハマカナです。

 

本日は、株価を押し上げていた米国の株価が停滞気味ということもあり、利益確定売りが目立ちました。

 

ただ、米国の経済指標が良い値を出しているので、あまり悲観的な下げではないようや気がします。

 

まだ米中貿易という大きな株価を変動させるイベントがあるため、予断は許さない状況でもあります。

 

日経平均株価

 

1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】)

 

 

値動きの分析

■前日のアメリカNYダウ30種:

25,806(前日比-13.02)で反落

■考察:

・総括

前場の取り引き開始直後に大きく下げ、その後停滞が続いた。最終的には129.47円のマイナスで取り引きを終えた。

・下降した原因1

米国株の停滞を良い材料と思わず、利益確定売りが先行し、株価を下げたと考えます。

・つぶやき

米国のサプライマネジメント強化(ISM)非製造業景況感指数は市場予想以上に上昇したり、新築住宅販売件数は2ヶ月連続で増えたりしています。

つまり景気としては非常に良い状態にもかかわらず、株価は下げてしまったということです。

新築住宅販売が増加しているということは、リーマン・ショックのようなことが起きていなければ、おそらく米国の経済はうまく循環していると言ってもよいでしょう。

注目株:モバイルファクトリー

 

1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】)

 

 

値動きの分析

■考察:

・総括

前場は下げのトレンドだったが、前引け手前で上昇し始め、最終的には3円のプラスで取り引きを終えた。

・上昇した原因1

本日も株価に影響を与えるニュースが無かったため、1,400円台でふらふらしている状態。

上昇はしていますが、3円なので、何かニュース待ちというな状況でしょう。

・つぶやき

毎度1,400円台の中で遊んでいるので、これが1,400円を切るようであれば、下降トレンドに入ってしまうかもしれません。

人間というものは、喜びを求めるよりも、苦しみを避ける感情の方が強いので、下がり始めると、一斉に売りが先行するような状態になるかもしれません。

頼みの綱は、自社株買いですがどのタイミングでくるか不明です。

本日の注目株:みずほフィナンシャルグループ

 

1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】)

 

 

値動きの分析

■考察:

・総括

前場の取り引き開始直後で大きく下げて、その後停滞が続いた。最終的には0.7円のマイナスで取り引きを終えた。

・下降した原因1

連結最終益予想を大幅に引き下げたことによって、株価は下降したと考えます。

・つぶやき

損失の中身としては、ソフトウェアの固定資産4600億円や、過去に投資した米国債の売却損1500億円とのこと。身軽に動くためには仕方がない事だと思いますが、金額が金額なだけに、インパクトが大きく、投資家としては尻込みしてしまいます。

確かに銀行は大きく変革する時代に突入しているかと思います。早めに動いたみずほさんは正解かと思います。銀行はオワコンと言われていることがありますが、やはり対カンパニーに対してはまだまだ需要はあります。会社は銀行からお金を調達することがある以上、銀行の需要が無くなることは無いと思いますし、運用のプロなので稼ぐ力はあると思います。

ただ、対カスタマーに関しては少し不安は残ります。銀行離れをしないような対策を心待ちにしています。

大企業はフットワークに不安があるので、根本から変わる構造改革が必要かと思います。