2019年3月7日(木) 半導体株価下落 その理由とは?
こんにちは!ハマカナです。
本日は、なんといっても半導体メーカーの大幅な下落が目立ったかと思います。
その震源になったのは、中国での需要減少です。
以前より中国経済の先行き不安を記載していきましたが、徐々に株価に影響を与えつつ、世界株安にどんどん近づいているような気がします。
日経平均株価
1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】)
値動きの分析
■前日のアメリカNYダウ30種:
25,673(前日比-133.17)で反落
■考察:
・総括
前場の取引開始直後に大きく下げて、その後は停滞が続いた。最終的には140.80円のマイナスで取り引きを終えた。
・下降の原因1
中国経済の先行き不透明感により、中国関連の銘柄(特に半導体)が売られ、下降したと考える。
・下降の原因2
米大統領の発言により、対日交渉姿勢が強硬になりそうだとの警戒から、下降したと考える。
・つぶやき
中国経済の先行き不透明は否めないです。後程記載しますが、ルネサスエレクトロニクスが中国の需要減少を背景に、国内外の半導体生産を一時停止するとのことで、株価がストップ安になっております。
中国は言わずと知れた世界一の人口を有しています。その中国に対し商売をするのは、非常に儲かる可能性を秘めています。ただその中国での需要が減少するとなると、以前まで儲けていた企業というのは、稼ぎ頭が急にいなくなってしまう感じなので、大打撃を受けるかと思います。
日本企業のみならず、世界的にそのような考えがあると思いますので、中国が崩れると世界的にも崩れてしまう可能性があります。
再三にはなりますが、これからの中国の経済の動向や、米中貿易は非常に注目すべき案件かと思います。
注目株:モバイルファクトリー
1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】)
値動きの分析
■考察:
・総括
前場の取引開始直後に大きく上昇し、その後停滞が続くようなチャート。最終的には11円のプラスで取り引きを終えた。
・上昇の原因1
節目の1,400円を割るまいと、上げに転じたのが原因かと考えます。
・つぶやき
1,400円台の均衡が破れるのはいつになるのでしょうか。
このような節目で停滞し、その停滞が崩れると大きく株価は動く傾向にあります。嘘発見器のように、小さく振れているうちは穏やかですが、大きく振れだすと急に激しい相場になる可能性があります。
本日の注目株:ルネサスエレクトロニクス
1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】)
値動きの分析
■考察:
・総括
取引開始直後の9時台にストップ安を記録し、584円で取り引きを終えた。
・下降の原因1
中国需要減少の影響により、国内外13工場での生産停止を行うとし、業績に大きな影響を与えるとし、下降したと考える。
・つぶやき
5Gやスマホ、自動車の自動運転等、半導体を使用する製品を一気に作った影響でしょうか。確かにテクノロジーが発展し、半導体の需要が高まりすぎていたのかもしれません。
ただ、これからも需要がなくなることはない産業なので、安定的に稼ぐ力はあると思いますが、この工場での生産停止というニュースを見てしまうと、「大丈夫か?」と思ってしまうのは仕方がないことです。
ニュースに振り回されることなく、会社の本質の稼ぐ力に着目し、うまく下がったところで株を購入できれば、株式投資での勝ちは見えてくるかと考えます。