2019年2月26日(火) 地政学リスクにより株価はどうなった？
こんにちは！ハマカナです。
本日は、日経平均株価が２カ月半ぶりの高値圏にあることと、南アジアの地政学リスクが意識され、利益確定売りが先行したという相場でした。
地政学リスクは読めない反面、日経平均株価21,500円という節目がある以上、本日下げるということは予想しやすかったと考えます。
日経平均株価
1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】)
値動きの分析
■前日のアメリカNYダウ30種：
26,091(前日比+60.14)で続伸
■考察：
・総括
前場は停滞が続いていたが、後場は下降トレンドとなり、最終的には78円のマイナスで取引を終えた。
・下降した原因１
日経平均株価が２カ月半ぶりに21,500円という高値圏となった事で、その他上昇する強い材料がなかったこともあり、下降したと考えます。
・下降した原因２
南アジアの地政学リスクにより、マイナス材料ととらえ、下降したと考えます。
・つぶやき
昨日も記載した通り、米中協議の延期で好感はやはり考えづらいですよね。
その証拠に、米中協議の詳細は明らかにされていないので上値を追う手掛かりに欠けたと日経速報ニュースに記載されています。
本当に怖い場面が着々と近づいていると感じます。そろそろバフェットのように、株を売る時期がきたか（バフェットはだいぶ前に売ったと言っていましたが。。。）
地政学リスクについては、どうしても知識が乏しいところです。ただ、株価には大きく影響を与えるので、アンテナを立てつつ、株価予想の中に反映できればと思っています。
注目株：モバイルファクトリー
1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】)
値動きの分析
■考察：
・総括
前場の取引開始直後は上昇をしたが、その後下降トレンドを形成し、最終的には19円のマイナスで取引を終えた。
・下降した原因１
特に株価を変動させるニュース等はありませんでしたので、昨日の上昇に対して、調整の為下げたと考えます。
・つぶやき
単純移動平均線（中長期）を見るとどちらにも転ぶ可能性がある状況なので、今週は注目の週と私はみています。
ただ、以前のような勢いがなく少し不安に思っています。チャートを見ると本当に行ったり来たりを繰り返している状況なので、この均衡が崩れると、上昇する可能性もあるし、下降する可能性もあるといった状況になります。
非常にひやひやする状況ということです。
本日の注目株：三菱重工業
1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】)
値動きの分析
■考察：
・総括
前場は上昇トレンドだったが、後場すぐに大きくさげた。ただその後上昇トレンドになり、最終的には15円のプラスで取引を終えた。
・上昇した原因１
連結最終損益が1000億円の黒字（従来予想から200億円上振れ）になった事が原因かと考えます。
・つぶやき
固定資産売却＝特別利益が300億円だったので、従来予想より200億円上振れ！って言っていますが、特別利益がなかったら、予想に達しなかったってことですよね。本業は大丈夫？？って思ってしまいます。
会社として、従来予想を達する為に何とかするっているのは、まあプレッシャーから仕方ないことだと思いますが、見え見えのこじつけ感は否めません。あまり好きではないやり方です。
私は会社のファンダメンタルを見る時に特別利益はあまり気にしません。特別損失は気にします。特別損益は、会社の不祥事や予期できない損失であることが多いので、非常にマイナスの面が大きいためです。
今回のように特別利益による株高は長くは続かず、そのエネルギーはやがて下げに向かうための材料になるような気がします。
