2019年6月3日(月) 4日続落!下降トレンドは避けられない状況に
こんにちは!ハマカナです。
本日も、日本株は下げました。本日で4日連続の株安です。先週の米国株安の影響を受け、なおかつ貿易摩擦の長期化の懸念から株安になったとのことです。
本日の注目株としては、外国の情勢が悪化し円買いが優勢となって影響を受ける【トヨタ自動車】を取り上げてコメントをしたいと思います。
日経平均株価
1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】
値動きの分析
■前日のアメリカNYダウ30種:
週始めの為値なし。先週終わりは24,815(先週比:-354.84(-1.41%))で下落
■本日の中国上海総合指数
2,890(前日比:-8.61(-0.29%))で下落
■考察:
・総括
取引開始直後に250円程下げ、その後は下降トレンドを形成しながらも最終的には上げた。最終的には190円のマイナスで取引を終えた。
・下落した原因
先週の米国株安と貿易摩擦の懸念で、株安になったと考えます。
・つぶやき
先週のメキシコへの追加関税で米国株安になったことから、世界的な貿易摩擦の懸念が浮上してきました。米国と中国のみならず世界的な話となってきました。これでは日経平均20000円を切るのは時間の問題でしょう。その調子で19000円を切ったら、もう下降トレンドは免れないです。
注目株:モバイルファクトリー
1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】)
値動きの分析
■考察:
・総括
取引開始直後から下降トレンドになり、前引けで少し上げた。だが後場に大きく下げ、最終的には59円のマイナスで取り引きを終えた。
・下落した原因
1,400円の節目で踏ん張り切れず、株安になったと考えられます。
・つぶやき
ついに1,400円の節目をぶっちぎって1,300円台に乗りました。後場に大きく下げたのは、おそらく6月末で終える自社株買いが、残り僅かであることが本日12:00の発表でわかり、株安になったと考えます。特に業績に関することで株安になったわけではないのですが、少し下げる傾向になるかもしれません。
本日の注目株:トヨタ自動車
1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】)
値動きの分析
■考察:
・総括
取引開始直後に80円程下げ、その後は緩やかな上昇トレンドを形成し、最終的には41円のマイナスで取り引きを終えた。
・下落した原因
円高によって業績に影響がでると考えられ、株安になったと考えます。
・つぶやき
先週のメキシコへの追加関税を表明するなど、世界経済環境が悪化していることを受け、円買いが優勢となっています。さらに、米連邦準備理事会(FRB)が年内に1~2回の利下げに踏み切るとの観測もあり、一段とドル売り・円買いが進みやすくなっているとのことです。よく【円高が1円進むと営業利益が400億円減益になる】と言いますが、現在1ドル=108円ですが、予想では102円程まで円高が進むといわれております。(SMBC日興証券より)トヨタ自動車だけでなく、【輸出企業】にも危機感が出る状況となっています。
日経平均騰落寄与度ヒートマップ
日経平均騰落寄与度ヒートマップとは、日経平均株価を構成する225の銘柄の株価変動が、日経平均に対しての影響度を円換算したものです。例えば、日経平均が50円上昇したことに対し、食品関連銘柄が30円の寄与度であれば、日経平均が50円上昇した内の30円は食品関連銘柄によるものと考えることが可能ということです。
上記図は日本経済新聞の日経平均騰落寄与度ヒートマップの数値(URL:https://www.nikkei.com/markets/kabu/nidxprice/)を加工して作成
■食品、不動産、鉄道・バスは上げた。
■電気機器、通信は大きく下げた。