2019年4月18日(木) 日経平均ついに6日ぶり反落 その理由は
こんにちは!ハマカナです。
本日は、19日に米市場が休場になる影響で、休み前の利益確定売りが先行し、一時は上昇した株価を押し下げました。私の本日の予想は米国貿易収支の悪化で、株安と予想したのですが、貿易収支は市場予想より良く493億ドル(市場予想535億ドル)でありました。おそらくこの影響で取引開始直後は上げたのですが、その後利益確定売りが先行したといった状況かと思います。
本日の注目株としては、窮地に立たされている【任天堂】を取り上げてコメントをしたいと思います。
日経平均株価
1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】
値動きの分析
■前日のアメリカNYダウ30種:
26,449(前日比-3.12(-0.01%))で下落
■本日の中国上海総合指数
3,263(前日比-12.91(-0.39%))で下落
■考察:
・総括
前場取引開始直後は50円程上昇したが、その後急激に下降トレンドを形成した。最終的には187円のマイナスで取引を終えた。
・下降した原因1
明日の米市場の休場受けて利益確定売りが先行し、株価を下げたと考えます。
・つぶやき
約6日ぶりの反落です。今週は中国景気の回復の期待と、実際の中国景気指数をみて好感し、株価を上昇させていました。本日はさすがに利益確定売りが先行して、株価を下げました。それにしても米国2月の貿易収支は市場予想に反して、良好となっています。5月の米中貿易決着に向けてよい滑り出しです。米国としては相当に強気で行ける状態となりました。
注目株:モバイルファクトリー
1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】)
値動きの分析
■考察:
・総括
前場は下降トレンドを形成したが後場に少し上昇した。それでも勢いはなく、最終的には35円のマイナスで取り引きを終えた。
・下降した原因1
1,400円の節目に反発するように、株価を下げたと考えます。
・つぶやき
面白いことに前場は1,399円まで上昇しました。それに反発するように株価を下げました。完璧に1,400円は節目ですね。この節目を突破した時がチャンスですね。大きく上げると思います。
本日の注目株:任天堂
1分足チャート(単純移動平均線 期間【25】)
値動きの分析
■考察:
・総括
終始下降トレンドを形成し、最終的には480円のマイナスで取り引きを終えた。
・下降した原因1
利益確定売りに押され、株価を下げたと考えます。
・つぶやき
5Gの到来で、ハードに頼るゲームの終焉が見える中、更に任天堂は以前から開発を手掛けていたQOL(Quality Of Life)事業の開発の中止も重しになっていると思います。
スイッチをVR化した商品が4/12に発売しましたが、それもかなり遅い対応ですよね。すでにソニーが品質の良いモノを出しています。
これほどの大企業が苦戦しております。決断が遅いのか、計画が悪いのか。いろいろと原因はあるかと思いますが、非常に苦しい状況には変わりないかと思います。
日経平均騰落寄与度ヒートマップ
日経平均騰落寄与度ヒートマップとは、日経平均株価を構成する225の銘柄の株価変動が、日経平均に対しての影響度を円換算したものです。例えば、日経平均が50円上昇したことに対し、食品関連銘柄が30円の寄与度であれば、日経平均が50円上昇した内の30円は食品関連銘柄によるものと考えることが可能ということです。
上記図は日本経済新聞の日経平均騰落寄与度ヒートマップの数値(URL:https://www.nikkei.com/markets/kabu/nidxprice/)を加工して作成
■自動車、小売業は大きく上げた。(昨日と同じ)
■医薬品や精密機器、通信は大きく下げた。(昨日と同じ)